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| 日本の歴史人物ランキング 千利休 |
千利休(せんのりきゅう)は中世末期、安土桃山時代の茶人です。 何も削るものがないところまで無駄を省いて、緊張感を作り出すというわび茶(草庵の茶)の完成者として知られています。
父は、田中与兵衛(田中與兵衞)、母は宝心妙樹。 広く知られた利休の名は、1585年の禁中茶会にあたって町人の身分では参内できないために正親町天皇から与えられた居士号であるといわれています。
考案者は、大林宗套、笑嶺宗、古渓宗陳など諸説があります。 「わび茶」の完成者としての利休像は、「南方録」を初めとして後世の資料によって大きく演出されてきたものです。
千利休は、60歳までは先人の茶を踏襲し61歳から独自の茶の湯を始めたといわれていますので、死ぬまでの10年間がわび茶の完成期だったということになります。
千利休の茶の湯の重要な点は、名物を尊ぶ既成の価値観を否定したところにあり、一面では禁欲主義ともいえます。
その代わりとして創作されたのが楽茶碗や万代屋釜に代表される利休道具で、造形的には装飾性の否定を特徴としています。
名物を含めた唐物などに較べ、このような利休道具は決して高価なものではなかった点は重要です。
「利休箸」「利休鼠」「利休焼」「利休棚」など、多くの物に利休の名が残っていますので、茶道のみならず日本の伝統に大きな足跡を刻んでいるといえます。
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